ともに暮らす しめ飾りアート

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こちらのサイトについて

こんにちは、店主のアリューです。
こちらのサイトでは、しめ飾り作家・福嶋久美子さんの作品を販売しています。
福嶋さんの作品について、簡単にご紹介させていただきます。

材料の藁は、福嶋さん自身が訪ね歩いて探した愛情たっぷりに育てられた美しい藁(刈入れ後の藁)や、数少ない職人が丹精込めて作った神様に捧げるしめ飾り専用の藁(稲穂が出る前に刈入れ干すため、実取らずの藁ともいう)を使っているそうです。
また、細縄は神社の結界を張る為に作られた縄を使用されているとのこと。

しめ飾りを作るには心持ちが大切ということで、心を整えてから作品作りに入られるそうで、藁を綯うところから全て一人で手作業で行われています。
伝統を重んじながら彼女のセンスで今の暮らしに合うオリジナルデザインを作り出されています。
こちらのサイトで販売するものは全て手作りの1点物となります。

福嶋久美子さんとの出会い

彼女との出会いは2003年の春のこと。
オープンカーのオーナー達が集うイベントでした。
仕事は全く関係ない、趣味の世界。
女性参加者がまだ少なかった当時、イベント前にクラブの掲示板でご挨拶していたこともあり、お会いするやいなやすぐに仲良くなってしまいました。(お互い直感で動くタイプ^^;)
自然が好き、風を感じるのが好き、オープンドライブ最高♪という共通点。
しかも偶然にも住んでいるところが隣町。

その後も時々遊んでいただいて・・・
運転技術の高い彼女に運転のコツを教えてもらったりして、より運転を楽しめるようになったのは彼女のお陰です。

彼女のしめ飾り

お付き合いをしていくうちに、フラワーアレンジメントのお仕事をされていることを知りました。意外な一面でした。(失礼^^;)
というか、普通はクルマの趣味の方が意外な一面と言われるのでしょう。
でも私が感じている彼女は「フラワーアレンジメント」というイメージより遥かにエネルギッシュな人というイメージだったからです。

ある日、SNSで彼女の投稿を見た時にピンと来ました。それまでとは違う、しめ飾りの写真をアップされていたのです。私はすぐ彼女に連絡して「これ欲しいです!」と伝えました。すごくカッコ良くて、素敵な作品だったのです。
彼女からの返事は「ありがとう。アリューちゃん(私)のイメージでお任せで作らせてもらっていいかな?」
思ってもいなかった提案に大喜びで「ぜひお願いします!」とお返ししました。

単なるしめ飾りではない

後日、わざわざ家まで持って来てくださった「私のしめ飾り」。とっても素敵で大感激!!!
デザインにうるさい夫も大絶賛で「これはアートやから、ずっと飾っておこう」と。
以来ずっと、我が家のリビングの壁に飾っています。

藁は年を経て段々と飴色に変化していきます。
革のバッグや小物が手に馴染んでいくように、木製の家具などが、いい感じに落ち着いていくように、自然素材のものが自分とともに時を歩んでいく感じは何とも感慨深いものがあります。

※下の写真は2016年12月に撮影したものと2025年11月に撮影したものです。

201612
202511

ますますエネルギーッシュに

ここ数年、彼女はしめ飾り作家として定期的に個展を開かれています。
毎回は行けていないのですが、時々訪ねてみると、見るたび彼女の作品はエネルギッシュに、逞しくなっていっているなぁと感じます。
そして、どうしても気に入った子を連れて帰りたくなるのです。
はい、間違いなくファンの一人であります。
もちろん、家にお連れした子たちはずっと家の何処かに飾っています。見るたびに元気をもらえるんですよね。
彼女のしめ飾りは単なる飾りではないと私は確信しています。

お互いのタイミング

そんな二十数年のお付き合いを経てきたわけですが・・・
私にとって大きな人生の転機があったり、彼女のいろいろな思いが強くなってきた時期が重なり、私がインターネットで彼女の作品を販売するという自然な流れになりました。

しめ飾りは全て手作りの1点物ですので数が限られますが、生きているアートとして、ともに暮らしてくださる方にお届けできたらと思います。

店主のブログ(ご興味がありましたらご訪問ください。)